宇賀弁財天 (うがべんざいてん)

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宇賀弁財天 (うがべんざいてん)

貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラ

 宇賀神は、蛇の身体に人間の頭を持った風貌を持ちます。この宇賀神と習合した、手が八本の弁財天である「宇賀弁財天 (うがべんざいてん)」は、金運と武運を司る神様です。宇賀神は、宇賀弁財天の頭頂に付いています。

 手が二本の弁財天 (天女尊) は、学問・芸術を司る神様です。

     貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラは、「佛説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経」にでている、マントラ (真言・しんごん) です。

 このマントラを、1万回唱えると誰もが貧転じて福となる (「一誦神咒術 一時成福人 神咒一万遍 三日即貧転」)と、書かれています。

 この方法で、無意識にある前提や思い込み (執着や険悪の感情や考え) を、書き換えます。この方法では、小さな成功体験を繰り返すことで、自信になり確信を持つようになります。

貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラ

 

宇賀神は、宇賀弁財天の頭頂に付いています。

 宇賀神は、宇賀弁財天の頭頂に付いています。これは、如来と同レベルに神格化した菩薩像が、その本地仏 (化仏) を頭頂に載せるという儀軌 (ぎき) が、仏教では一般的にあるためです。

 儀軌 (ぎき) とは、仏教やバラモン教などにおける,仏陀,菩薩,あるいは神々を対象に行う儀式や祭祀の規定です。仏教の儀礼や儀式の法則,王室などの儀礼の決まりのことで,また,それを書き表した経典や文書のことをいいます。

 化仏 (けぶつ) とは、変化仏、または応化仏ともいいます。仏や菩薩が、衆生を救うため、その衆生に応じた姿に変化して (機根に応じて) 現れる仏や菩薩、また明王となった姿。仏が衆生を救済するために現れた身体。あるいは、本地仏を示すために菩薩像などの頭上に置く小型の仏像などのこともいう。

 本地仏 (ほんじぶつ) とは、本来の姿である仏様、という意味になります。本地(ほんじ)とは本来の姿という意味です。垂迹 (すいじゃく) とは、仏・菩薩 (ぼさつ) が民衆を救うため、仮の姿をとって現れることをいいます。

 本地垂迹説 (ほんじすいじゃくせつ) の流行に伴い、日本の神の本地とされた仏・菩薩 (ぼさつ) を本地仏 (ほんじぶつ) といいます。

 本地垂迹説 (ほんじすいじゃくせつ) は、日本国において神仏の関係を説く思想で、神仏習合において、神は仏が日本の衆生を救済するために、仮に姿をかえて現れたとする説です。

  神は仏の垂迹 (衆生を救済するためこの世に現れること。垂迹神) 、仏は神の本地 (本来のあり方、本体、本地仏) であり、 両者は究極的には同体不可分の関係として捉えられました。

 神仏習合 (しんぶつしゅうごう) とは、日本土着の神祇信仰 (神道) と仏教信仰 (日本の仏教) が混淆 (こんこう) し、一つの信仰体系として再構成 (習合) された宗教現象です。神仏混淆 (しんぶつこんこう) ともいう。明治維新に伴う「神仏判然令」以前の日本は、1000年以上「神仏習合」の時代が続きました。

 

貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラの意味は?

 南無白蛇形 宇賀耶 惹耶蘗陛 施多摩尼 貧転吽 娑婆訶

 意味は、「白蛇形の宇賀神に帰依します。勝れたる蛇神の胎内にある如意宝珠よ、貧を転じて福を得さしめたまえ。」です。

     南無白蛇形 宇賀耶 惹耶蘗陛 施多摩尼 ○○○○貧転吽 娑婆訶

     ○○○○の部分に祈願者の名前を入れる。

     「白蛇形の宇賀神に帰依します。勝れたる蛇神の胎内にある如意宝珠よ、○○○○の貧を転じて福を得さしめたまえ。」

 「佛説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経」には、このマントラを、1万回唱えると誰もが貧転じて福となる (「一誦神咒術 一時成福人 神咒一万遍 三日即貧転」)と、書かれています。

 「福徳長者になれる、大いなるご利益がある」と言われる「佛説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経」のお経の題名が、長いですが、「宇賀神将菩薩白蛇が現れて示した、誦すると貧しさ転じて福徳円満を三日で成就する経」という意味です。

 

宇賀神と合体した弁才天があらわす霊験とは何か?

 宇賀神と合体した弁才天があらわす霊験とは何か?

「佛説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経」の以下の文言で明らかになります。

一誦神咒術 一時成福人 神咒一万遍 三日即貧転
信心念誦咒 定業転貧人 三日作福者 昼夜常誦咒
字々放光明 作示如意珠 随願満一切 不過三日内

     「ひとたび宇賀弁才天の神咒を唱えれば、その人はたちまち福人となる。神咒を一万遍唱えれば、三日で貧転する。……昼夜を問わず神咒を誦しなさい。そうすれば神咒の一字一字が光明を放ち、万宝を雨降らす如意宝珠に変る。いかなる願いであれ、三日以内には思うがままに成就するだろう」

 

貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラ 縦書表示


貧転咒 (ヒンデンジュ) マントラ
(ひんでんじゅ:貧転じて福となる真言)
南無白蛇形 宇賀耶惹耶蘗陛 施多摩尼 貧転吽 娑婆訶

ナム ビャクジャ ギョウ
南無白蛇形
ウガヤ ジャヤ ギャラベイ
宇賀耶惹耶蘗陛
シン ダマニ ヒンデン ウン ソワカ
施多摩尼 貧転吽 娑婆訶

(弁才天の真言)
弁才天(弁財天) – – – 白蛇の遣い
サラスヴァティーの漢訳が「辯才天」

(サンスクリット読み)
オーン サラスヴァティェー スヴァーハー
(漢文読み)
オン ソラソバテイ エイ ソワカ
唵 蘇羅薩縛帝 曳 娑婆訶

(宇賀弁才天の真言)

オン ウガヤジャヤ ギャラベイ ソワカ
唵 宇賀耶惹耶 蘗陛 娑婆訶

(宇賀神と弁財天が一体になった真言)
南無帰命頂礼宇賀神将菩薩一体大弁財天女尊

オン ソラソバテイ エイ ソワカ
唵 蘇羅薩縛帝 曳 娑婆訶
オン ウガヤジャヤ ギャラベイ ソワカ
唵 宇賀耶惹耶 蘗陛 娑婆訶

 

白蛇示現三日成就経 縦書表示

ブッセツソクシンヒンデンフクトクエンマン
佛説即身貧転福徳円満
ウガジンショウボサツ
宇賀神将菩薩
ビャクジャジゲンサンニチジョウジュキョウ
白蛇示現三日成就経


佛説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経

ニョゼガモン イチジブツザイシャラリンチュウ
如是我聞 一時佛在沙羅林中 
スダツホウソウコウミョウグウ カクヨダイボサツグ
須達宝倉光明宮 各与大菩薩倶
ニイジョウシュモンジュシリボサツマカサツ
而為上首文殊師利菩薩摩訶薩 
ヤクダイアラカング ニアナンソンジャジョウシュ
亦大阿羅漢倶 而阿難尊者上首
梵王帝釈天龍八部天地神祇集来 人天大会皆来集会矣
爾時阿難 白佛言 須達優婆塞 以何因縁 成長者
世尊告阿難言 奉請佛 修善根 行檀波羅蜜之行 無捨施大会
爾時佛放白毫光明 令照十方国土 当知見此大会人天我光明故 離苦得楽
于時阿那婆達多心之龍王部類 宇賀神将菩薩白蛇形出現佛前
我過去成佛 名号正法明如来 為佛法擁護 転貧 為施与未来衆生福
如是示現種々形相 施種々術法 雨昼夜七宝利益衆生 無有間断
聞我名号 奉念奉供祭祠 必居住家内戌亥角 如涌出福徳輪王如意宝珠
今須達奉崇祭供 吾宇賀白蛇形故 感長者果報
我三世諸佛恒沙方徳持受 以宝蔵印鑰 施妙弁才
見我色像現形者 須臾之間 成福人決定無疑
若致疑心者 世々可成貧人 為佛徳誹謗罪故
欲求福徳官位智慧弁才者 以白月巳亥日
調備愛物 種々乳蘇酪味 百種雑味 奉供祭 三日内必 応円満福徳
若不満足行者所願者 永於我不成正覚 為阿鼻城家
種々説偈曰
以諸神変力 即身成福人 須臾転貧報 刹那得果報
如於須達福 一切所求願 刹那令円満 昼夜雨七宝
常恒無間断 衆人所愛敬 上下集来人 如於盛市人
五穀持来人 即時充満足 園内七宝蔵 並立七重閣
以諸福徳力 変現白蛇形 額上白角持 如形如意珠
勝於諸垂跡 馳走入貧家 戌亥角住処 昼夜来財宝
福報如檀毘 室内豊饒楽 無病安穏楽 名聞勝他人
上下諸従人 病患皆消除 行者心中願 皆令一切満
一誦神咒術 一時成福人 神咒一万遍 三日即貧転
信心念誦咒 定業転貧人 三日作福者 昼夜常誦咒
字々放光明 作示如意珠 随願満一切 不過三日内
爾時世尊 説定業貧転偈已 即説貧転咒曰
南無白蛇形 宇賀耶惹耶蘗陛 施多摩尼 貧転吽 娑婆訶
其印相者 左五指申 其上右手拳 大指開鉤 小指甲置左掌上
如蛇翻 以之即七度振動者 貧所忽成福所 並立宝庫倉 充満無量財福
如大雨降 七宝出生 成大福長者
佛此法為尊者阿難説 須達檀毘尼 依此法 現身成就福徳
以是因縁故 十六大国 奉崇福徳法人七万八千人
ガキョウミライアクセシュジョウ 
何况未来悪世衆生 
ジュジシホウソンゾウシャ 
受持此法尊像者 
ケツジョウサンニチナイゲンゴレイゲン 
決定三日内現其霊験 
オウジョウジュフクトク
応成就福徳
ニジイッサイニンデンダイエ エシホウ トクムショウニン
爾時一切人天大会 依此法 得無生忍
カイショウジンヅウチエベンザイ 
皆証神通智恵弁才
カンギ シンジュブギョウ
歓喜 信受奉行 
ブッセツソクシンヒンデンフクトクエンマン
佛説即身貧転福徳円満
ウガジンショウボサツ
宇賀神将菩薩
ビャクジャジゲンサンニチジョウジュキョウ
白蛇示現三日成就経


南無帰命頂礼宇賀神将菩薩一体大弁財天女尊

オン ソラソバテイ エイ ソワカ
唵 蘇羅薩縛帝 曳 娑婆訶
オン ウガヤジャヤ ギャラベイ ソワカ
唵 宇賀耶惹耶 蘗陛 娑婆訶

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